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令和6年度学術交流会・総会が開催されました

令和6年度学術交流会・総会が開催されました

令和6年(2024年)3月2日(土曜日)、三郷市立希望の郷交流センターで、NPO法人JUアカデミー基金主催の「令和6年度学術交流会・総会」が開催されました。

学術交流会・総会は午前と午後に分けて開催されました。午前中は、日本語で学術交流会・総会が開催されました。このイベントには、当基金の理事、監事、各奨学生、会員、賛助会員、そして在日ウイグル人の研究者たちを含む合計24人が参加しました。

最初に、総会が行われました。当基金の理事長よりNPO法人JUアカデミー基金の紹介があり、その後、令和5年度事業報告、令和5年度収支決算報告、令和6年度事業計画、令和6年度収支予算計画が発表されました。

午前中は、日本語で「学術交流会・総会」が行われました。最初に、令和5年度奨学生の紹介がありました。令和5年度奨学生は4人がいますが、一人の奨学生が体調不良の為欠席し、3人の奨学生から研究発表が行われ、自分の研究の背景や目的、方法や結果、今後の展望などを、わかりやすく説明しました。

続いて、会費担当の理事より今までの会員費について詳しく説明がありました。NPO法人JUアカデミー基金令和5年間出納帳の紹介と未収金のケース、そして、未収金が発生した理由と解決方法について説明がありました。

奨学生から発表が終了した後、令和5年度奨学生の修了式が開催され、今回3名の奨学生が期間修了式を迎える事となり、修了証明書と記念品が手渡されました。

その後、令和6年度に採用された4名の奨学生歓迎会を開催し、私事のために欠席となった2名の奨学生にビデオメッセージが送られ、感謝の気持ちと、頑張るという気持ちを伝えました。

最後に、賛助会員より閉会のご挨拶をいただき、自由交流や全員で記念撮影等を行って終了となりました。スケジュールの通り午前中の学術交流会・総会は終了しました。

ご存知かもしれませんが、ウイグル語で学術発表会というアカデミー活動は90年代から在日ウイグル人の先輩方などが主催してきた活動であり、これまでに、自身の研究成果をウイグル語で発表しまして、ウイグル語の表現力や学術用語の拡充に寄与してまいりました。本発表会は、若手在日ウイグル人研究者にとって非常に有益な交流の場となっていますが、残念ながらコロナ禍の影響で数年間開催されていませんでした。

今年からNPO法人JUアカデミー基金の主催で「学術発表会」がウイグル語で再開されました。本イベントには、当基金の理事、監事、奨学生、会員、そして在日ウイグル人の研究者たちを含む合計35人が参加しました。

最初に、当基金の理事長よりNPO法人JUアカデミー基金の紹介があり、その後、令和5年度事業報告、令和5年度収支決算報告、令和6年度事業計画、令和6年度収支予算計画が発表されました。令和6年度事業計画として、日本人の子供たちにも奨学金を支給することを検討していると発表しました。また、本基金は日本国内の大学院、大学、短期大学、専門学校に在籍の成績・研究業績が優秀なウイグル人留学生及び中央アジアからの私費留学生らを奨学金で学術サポート事業を強化する為に、より多くの方々を入会していただくことを歓迎することを伝えました。

続いて、各分野の7名のウイグル人研究者より発表があり、それぞれ15分間で行われました。発表者は、自分の研究の背景や目的、方法や結果についてウイグル語でわかりやすく説明しました。聴衆は、発表に対して、質問やコメントをしたり、感想やアドバイスを伝えたりしました。学術発表会の最後には、発表者に対して、表彰状が渡されました。

最後に、ウイグル人の二人の先輩より閉会のご挨拶をいただき、自由交流や全員で記念撮影を行って終了となりました。

今回の学術交流会・総会、学術発表会は、研究者や学生が互いに刺激を受け、学び合うことができる貴重な機会でした。今後も、このようなイベントを継続して開催していくことが望まれます。参加者の皆様、お疲れ様でした。

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