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令和7年度 学術交流・発表会が開催されました

令和7年度 学術交流・発表会が開催されました

令和7(2025年)2月15日(土曜日)、埼玉県男女共同参画推進センターで、NPO法人JUアカデミー基金主催の「令和7年度学術交流会・総会」が開催されました。

午前の部:日本語での学術交流会・総会

このイベントには、当基金の理事、監事、各奨学生、会員、賛助会員、そして在日ウイグル人の研究者たちを含む合計20人が参加しました。

最初に、当基金の理事長よりNPO法人JUアカデミー基金の紹介があり、その後、令和6年度事業報告、令和6年度収支決算報告、令和7年度事業計画、令和7年度収支予算計画が発表されました。

令和6年度奨学生の紹介の後、4名の奨学生が研究発表を行いました。研究の背景や目的、方法や結果、今後の展望などをわかりやすく説明し、参加者から多くの質問やコメントが寄せられました。

会費担当の理事より、これまでの会員費に関する詳しい説明がありました。

奨学生からの発表が終了した後、令和6年度奨学生の修了式が行われ、4名の奨学生に修了証明書と記念品が手渡されました。彼らは感謝の気持ちを述べるとともに、日本社会への貢献に向けた意気込みを表明しました。

最後に、理事長より閉会のご挨拶をいただき、自由交流や全員での記念撮影を行いました。これをもって午前中の学術交流会・総会は終了しました。

午後の部:ウイグル語での学術発表会

歴史あるウイグル語の学術発表会
ウイグル語での学術発表会は、90年代から在日ウイグル人の先輩方が主催してきた歴史ある活動で、ウイグル語の表現力や学術用語の拡充に寄与してきました。しかし、コロナ禍の影響で数年間開催されていませんでしたが、今年からNPO法人JUアカデミー基金の主催で再開されました。

本イベントには、当基金の理事、監事、奨学生、会員、在日ウイグル人の研究者たちを含む合計35人が参加しました。最初に、理事長よりNPO法人JUアカデミー基金の紹介があり、その後5名のウイグル人研究者が、それぞれ20分間で研究発表を行いました。発表内容は背景、目的、方法、結果についてわかりやすく説明され、聴衆は質問やコメントを通して活発な議論を交わしました。発表者には表彰状が手渡され、努力と成果が称えられました。

最後に、ウイグル人の先輩2名より閉会の挨拶があり、自由交流や全員での記念撮影を行い、午後の部は終了しました。

ウイグル語での学術発表会が再開されたことは、若手在日ウイグル人研究者にとって非常に有意義な交流の場となりました。今回の学術交流会・総会、学術発表会を通じて、研究者や学生が互いに刺激を受け、学び合うことができた貴重な機会となりました。今後も、このようなイベントを継続して開催していくことが望まれます。

今回の学術交流会・総会およびウイグル語の学術発表会は、文化の継承と学術の発展を両立させる意義深いイベントとなりました。参加者の皆様、お疲れ様でした。今後のさらなる発展を期待しています。

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